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  • 2020.06.01 Monday
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大寒 末候 鶏始乳

大寒の末候:鶏始乳(とりはじめてとやにつく)の頃。
今のような品種改良や、温度管理がなされていない時代は、
寒く日の短い時期の産卵率が低かったのでしょう。

季語にも「寒卵」という、寒中に産む卵の事を指す言葉があり、
貴重である事からありがたいものとされていたようです。
http://kigosai.sub.jp/kigo500b/116.html

近くで平飼い養鶏を行なっている農家さんも、
今は産卵率が低くて、常連さんに届けるのも難しい
とおっしゃっていました。
卵というと、年中スーパーで山積みにされ
安売りの目玉になっていますが、
自然の営みからすると、少し考えさせられます。
(よ)

 

大寒 次候 水沢腹堅

大寒の次候:水沢腹堅(さわみずこおりつめる)の頃。
今朝は、近くの観測地でマイナス6度を計測したようです。
近くに沢はありませんが、外に置いてあるバケツの氷の厚さが数センチ。
キーンと冷え込んでいます。

人間の身体も寒さにこわばって固くなり、巡りが滞りがちです。
寒い!と肩をすくめたら、同じ分だけ肩を大きく回してみましょう。
簡単ですが、巡りが促されると軽くなって気持ちよいものですよ。

(よ)

大寒 初候 款冬華

大寒の初候:款冬華(ふきのはなさく)の頃。
いよいよ一年で最も寒い時期となりました。
昨年末から暖かい日が続いていましたが、ここへきて急に寒くなり
大寒らしい日々となっています。
昨年の今頃は、連日、最低気温がマイナス4度くらいになっていたのにもかかわらず
ふきのとうが芽を出していました。
今年は?と落ち葉をかき分けてみたら、今年もつぼみがありました。

小さな小さな春の兆しです。

(よ)

小寒 末候 雉始鳴

小寒の末候:雉始鳴(きじはじめてなく)の頃。
雄のきじが、メスを求めて鳴き始める時期という意味。
つくばでも野生の雉がいますが、こんな寒い時期に出くわしたことはありません。
つくばの雉にとって、恋のシーズンはまだ先なのでしょうか。
人間界で言えば、バレンタインデーがあと1ヶ月。
こちらの恋のかけひき(?)はすでに始まっているのかもしれませんね。

(よ)

小寒 次候 水泉動

小寒の次候:水泉動(しみずあたたかをふくむ)の頃。
凍りついているような水も、動き出すという意味。
寒さはこれからが本番なのですが、
年が明けて、心なしか太陽の力が強くなっているような気がします。
冬至を境に、目に見えなくてもいろいろな力が盛り立ってきていて
水が動き出すのもその現れなのかもしれません。

同様に、人間の身体も、
少しずつ春に向けて動き出しているのかもしれませんね。
(よ)

小寒 初候 芹乃栄

小寒の初候:芹乃栄(せりさかう)の頃。
寒の入りとなりましたが、今シーズンは暖かくて、まだそんな時期とは思えませんね。
治療院の庭も、霜があまり降りていないからか、いつもより緑が鮮やかです。
例年では「まだまだ」と感じる「芹が出てくる」というという言葉も、しっくりきます。
こんな年もあるのですね。
(よ)

冬至 末候 雪下出麦

あけましておめでとうございます。
冬至の末候:雪下出麦(せつかむぎをいだす)の頃。
これからが寒さの本番ですが、麦が芽吹きを迎えると知ると、
何だか新しいステージが始まってきている気がしてきませんか?

新しいステージにどんな羽根を広げましょう?

皆さんにとって、この1年が良い年でありますように。
(よ)

冬至 次候 麋角解

冬至の次候:麋角解(しかのつのおつる)の頃。
春に生える大鹿(ヘラジカ)の角が取れる(落ちる)時期という意味らしいです。
鹿が縁遠い生活ではイメージしづらいですが、
人間も、新年を迎えるにあたり、古いものを整理して処分したくなる時期です。

正月飾りは28日までに飾るのがよいといわれています。
新年までにすることがたくさん。
大変ですが、これを機に新しい空気を取り入れていけるといいですね。

(よ)
 

冬至 初候 乃東生

冬至の初候:乃東生(なつかれくさしょうず)の頃。
そして、今日は一年で最も昼間の時間が短い「冬至」。
南瓜、れんこん、ぎんなんなど「ん」のつくものを食べて
ゆず湯に入って身体を温めて過ごすとされています。
近所には、所々で輝くような黄色の実をつけたゆずの木があり
嬉しい事に、おすそわけもいただきました。
我が家でもフレッシュなゆず湯に入れそうです。
ゆずの香りは滞りがちな「気」を巡らす作用があるとか。
寒さや疲れで生まれた滞りを晴らしたいですね。

(よ)

大雪 末候 鱖魚群

大雪の末候:鱖魚群(さけのうお むらがる)の頃。
「鱖魚(ケツギョ)」は、中国大陸東部に生息する淡水魚で、
スズキ目スズキ科に分類される魚なのですが、
この言葉が日本に入ってきたときに、
日本でなじみの深い「鮭」に変わったようです。
鮭が川に上ってくる様を表現しているのでしょうか。
鮭は北海道や新潟などが有名ですが、茨城や栃木の川にも上ってきます。
筑西市の五行川の様子
http://www.city.chikusei.lg.jp/index.php?code=2565
いつか見に行ってみたいです。
(よ)

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