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事例検討会に行ってきました。

つくば市役所で毎月行われている「医療福祉事例検討会」に参加してきました。この会は、在宅での困難事例を多職種で考える場で、もう300回以上、行われています。介護保険が始まる前から開催されているそうですから、多職種連携勉強会の走りと言って良いでしょうね。

 

今月、提示された困難事例は、

 

2人暮らしの高齢夫婦が共に認知症で、妻に病識がなく、車の運転や調理(=火の扱い)を行っているケースでした。近くに住む子供はいても、関係が良くなくて支援をお願いできず、関わっているケアマネジャーやケースワーカーが困り果てている内容です。

 

妻も夫も、日常生活に不便があるほど認知機能に衰えがあるというわけではないため、病院へ検査に行くのを拒まれています。事故や火事を起こす前に、何かできないか?当事者夫婦は、現時点では困っていないパターンなので、改善を訴えても聞き届けられないことが多いのです。

 

こうしたケースに対して、鍼灸マッサージ師が何かできることというのは、取り組み方次第だと思いました。

 

施術に伺うたびに、

・どのタイプの認知症かを考えるための情報を把握するとか(認知症はアルツハイマー型や脳血管型などパターンがある)、

・介護士(ヘルパーさん)だけでなく、リハビリ職としての視点でケアマネジャーさんに情報提供を行ったり(身体機能の程度等)、

・服薬について注意を促したり(時間がきたら飲んでね、という程度ですが)、

・服薬状況の確認をして異常があればケアマネジャーさんに報告するとか(認知症患者は呑み忘れは多い)、

といったことが、我々の業務範囲内でもできることだと思います。

 

何より、“手当て”を介して触れ合う関係性は、より信頼されやすい傾向があるため、夫婦の本音的な部分にも突っ込んで聞く機会があるかもしれません。ちょっとした会話であっても、ケアマネジャーさんにとって有益な情報があるかもしれず、そうしたアンテナを伸ばしながら、業務に関わることが大切だと思います。

 

自分の専門領域に縛られることなく、(といって過度に行き過ぎることなく)周辺領域をほんの少しでも勉強しておき、利用者さんの利便に繋がるように関わっていければいいな、と改めて感じた検討会でした。

今月も、非常に勉強になりました。

 

 


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  • 2017.08.05 Saturday
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  • 21:51
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