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  • 2020.06.01 Monday
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夜の涼しさ

 つくばの夜は20度前半と、次第に涼しくなってきました。夕方からでも、日中の火照った身体を鎮めるのに程よい気持ち良さがあります。僕は最近、「夕涼み」を楽しみにしています。

 もうエアコンを必要としなくて済むような毎晩となってきていますが、次第に症状として増えてきているのが、夜間に冷やしてしまったのではないか、という腰痛や腹痛です。

 寝ている間に足先やふくらはぎをじっくり冷やしてしまい、流れの悪さが不快な症状を呼び込んでいるようです。腰やお腹、お尻などの気になる部分への施術も行いますが、症状の発端である足の冷えやコリを取ることが治療の上では大事なのです。

 寝ている服装、冷え過ぎないように気をつけて下さいね。
 寝巻きについて、特に下半身は、短パンや薄手のズボンではなく、靴下を履いたり、厚手のズボンにしてみて下さい。症状を感じている方は、お風呂で半身浴をするなどして、しっかり暖めてあげましょう。

バロメーター

 昨日、ちと呑み過ぎました(^^;)。

 僕は、胃腸の調子が悪くなると、歯の上のベタベタが強く感じられるようになります(逆に調子が良いときは、歯磨きした後のようにツルツルが続きます)。

 口の中というのは、その先に胃腸があることから、胃腸の調子の悪さは
歯の上がベタベタしたり、
口の中が粘っこくなったり、
口臭がきつくなったり、
そんなことに繋がります。

 口の中の気になる症状は、大概、胃腸の調子の悪さを表すのです。

 胃腸が悪いという意識がなかったとしても、そのような反応がある際は、胃腸が「SOSサイン」を出しているもの、と捉えていた方が無難です。

 便通の状況も合わせて見てみましょう。
緩くなってたり、(形状)
色が黒ずんでいたり、(色合い)
匂いがきつかったり、(匂い)
していませんか?
普段と比べ、変化はないでしょうか?

身体の異常を捉えるバロメーター、持っていますか?
そして、そうである際の対処の仕方も持っていると、ベストだと思います。



お腹が冷えたら

棒灸 暑いので、ついつい冷たい物を飲んだり食べたりしがち・・・。

 冷蔵庫から取り出したばかりの物は、自然界にはそうそうないレベルの冷たさです。だから我々の身体にも、結構ダメージを与えてしまいます。

 下痢や腹痛だけでなく、お腹の裏側である腰の痛みとして現れたり、女性だったら生理痛や不順などで現れたりします。

 胃腸が疲れれば、食べたものをきちんとエネルギーに変換してくれる効率が非常に悪くなるので、身体の隅々に栄養が行き渡らないことも出てきます。これが、身体の重だるさに繋がってくるわけですね。

 お腹を触ってみて冷えていれば、これはその皮膚の下の胃腸が冷たくなっているものと考えて頂いて結構です。

 そんな時は、その冷えている部分をしっかり温めましょう。

 せんねん灸や蒟蒻湿布でも良いですが、ここは熱量の大きい棒灸があると非常に便利。奥の方までしっかり暖めてくれます。

 この暑い中ではありますが、意外や意外、身体の冷たいところや巡りの悪いところを温めることは、非常に気持ちがいいのです。大気の蒸し暑さと違って、お灸は乾いた熱さだからなのかな?しっかり温まった後、そこを通る風が気持ちいい、と言われる患者さんも多くいらっしゃいます。


 夏でも、お灸はとても有難〜い存在です。

 だって、呑み過ぎて冷え切ってゆるくなった僕の身体をも癒してくれるのですから・・・(^^;)

ほうろく灸

ほうろく灸1 相変わらずブログ更新は滞りがち(^^;)。今週末に研究会師匠にお会いすることになるので、その前にせめて1本。

 そして既に時期外れになってしまっているのだけど、ほうろく灸について。

 一年で一番暑いとされる夏の土用の丑の日に行う行事で、素焼き(=焙烙・ほうろく)の皿を頭に載せ、その上でモグサを燃やす灸を言います。

 お寺さんで行うことが多く、祈祷と一緒に行い、「頭痛封じ、夏負け、夏バテ防止のご利益」があるそうな。

 頭上には「百会(ひゃくえ)」というツボがあり、このほうろく灸はココを刺激することを意識しているのだと思います。

 百会は、百(=たくさん)の経絡(気の流れる道筋)が集まる(=会)ツボとして臨床的にもよく使われるもの。実際、頭痛や頭がボヤーッとするという訴えなどによくお灸します。お灸をすると、「スーッと冷たいものが流れる」「頭がスッキリした」などと言われることがあり(言われないこともあるんだけど)、使う頻度が当院では多いです。

 とは言え、陽気が非常に強いこの時期に、身体の一番高い場所で熱(=陽気)を加えることを疑問視する専門家もいますが、僕はやってみたいなぁ。興味本位なんですけど(爆)。

 一応、理屈付けしてみると、「陽極まりて 陰となる」という考えがあるので、一番暑い時期に陽気を高めることで陰気を増させ、自然治癒力として身体を冷やす作用を鼓舞することになるのかな、と考えています。

 でも、のぼせやすい人や頭痛真っ只中の人には注意して行うこととなります。

 さて、焙烙を買ってこなきゃなぁ。


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