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  • 2020.06.01 Monday
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まめいち130512

 先日のまめいちのご報告を。

新たなお店「なつめや」さんが加わったおかげで
小さなお客さんがたくさんいらっしゃって、にぎやかになりました。

なつめやさんはスタイのほかに、ブックカバーも販売され、
お客さんの要望を聞きながら「来月はどんなものを作ろうかしら〜」と意欲満々!
今後も楽しみですね。

季節屋さんのジャムは、いちご&薔薇や、ココナッツ、夏みかんなど。


体験企画の「お茶を作ろう!」は、なかなか難しかったです。
まずは、お茶摘み。
高級茶に倣って「一芯二葉」だけ摘み取りました。

厚手のフライパンで空煎りし、手でもみ、空煎りして手でもみ・・・を繰り返し
出来上がったのがこれ。

加熱の加減が難しく、一部はカラカラ、一部はしっとり、
均一にならないので、きれいに「より」をかけることができません。
一般的な煎茶と比べても、粉っぽい仕上がりですよね。

実際、お湯を注いであじわってみても、
色や香りがあまりでなく、「より」の力加減がイマイチだったことが推測されます。


でも、4煎くらいまで、ほのかな甘みと優しいお茶の香りが味わえて
これはこれで、新茶の醍醐味だと思えました。

作業をしていたら、来場されたある女性が
幼いころのお茶摘みの記憶を語ってくださいました。
かすみがうら市(旧出島)の出身の方で
小学生くらいのころ、お茶の時期になると
近所のお宅での、自家用のお茶摘み作業をお手伝いされていたとか。
つくば近隣では、今でもお茶の木を見かけることがありますが、
皆さん、お茶を自給されていたのでしょうね。

お茶の木は、冬、乾燥する茨城の地において
畑の防砂にも役立っていたという話も聞きます。
今は、どれだけ活用されているのでしょう。
また、自家用は、どんな道具で、どんな風に作っていたのか。

ご存知の方に、いつかご教授いただきたいものです。


その女性が語られた話で心に残ったのがもうひとつ。

「あの時にいただいた、小麦粉だけの素朴なドーナツがたまらなくおいしくてね」

きっとその方は、お茶摘みのニュース聞くたびに
ドーナツを食べた時の幸せな気持ちを思い出していらっしゃるのでしょう。

まめいちの「お茶作り」体験も、いつか思い出してもらえたら、うれしいですね。

(よ)


アトピーと鍼灸 2

 アトピーと胃腸症状との関連を書きましたが、よく考えれば、まずは皮膚に対する治療を鍼灸であればいかに行うかを書くべきでした(^^;)。

 皮膚症状は、本当にバラエティーに富んでいます。乾いている、湿っている、痒みが酷い、今はそうではない、場所による違い、等々・・・。

 他の症状に対してもそうですが、皮膚症状に対してであればこうする、というような一概な治療内容もあります。いわば、”アトピー皮膚炎”という病名に対する対症療法的な治療法ですね。
 それと共に、そのアトピー体質を改善させるための治療が必要だと思います。
 それが例えば、胃腸症状であったりするわけです。もちろん、他にありえます。どんな時にその症状が悪化しやすいか、というのが非常に参考になります。
 お風呂に入ると楽になるとか酷くなるとか、疲れるとどうなるかとか、湿度が強くなるとどうなるとか、・・・etc.

 アトピーの改善は実際には難しいです。時間も掛かります。ですが、改善はできます。

 諦めて、悲観しないで欲しいなぁ、って思います。


アトピーと鍼灸

 アトピーに鍼灸はどうなの?って相談を受けました。

 なんでもこの方は、最近になって急に痒みが強くなったのだそうです。

 皮膚の問題は、天候の影響を強く受けます。そりゃ、そうですよね。気温、湿度、気圧、風などの変化を直接受けるわけですから。

 直接受けると言っても、痒みを覚える部位にでなくても、皮膚としては繋がっていますから、大きく影響を受けるものです。

 ところで、皮膚は、口を介して胃腸とも直接繋がっています。顔面の皮膚と口の中の皮膚とは、繋がってますよね?そして口の中から肛門までも一繋がりです。

 東洋医学的には次のように考えます。

 胃腸が疲れているときは、皮膚にも影響が出やすい、と。

 皮膚の問題は、胃腸の問題が表出していると考えることができるのです。

 アトピーを相談された方に、お通じの状況を質問いたしました。便秘がちだったり、下痢気味だったりしませんか?と。
 胃腸に負担があり、そうした症状が顕著であれば、皮膚にもその悪影響が現れやすいです。
 あるいは、胃腸症状に負担を感じていなくても、とりあえずは胃腸をいたわる食生活を送ることで皮膚症状が改善されることは多いです。


明日5月12日はまめいち

 明日はつくば草の根はりきゅう院の駐車場で
毎月恒例の「まめいち」開催です。



今回は、旬の果物を使ったジャム、パン、お菓子、お野菜のほか、
「なつめや」さんという方による、手作りの雑貨も登場します。
(添付のチラシ画像にはお名前がありませんが、作品例をごらんください)

体験企画は「お茶を作ろう!」
庭に1本だけあるお茶の木の葉を摘んで
釜炒り煎茶を作ります。
他、柿の葉、枇杷の葉などのお茶の作り方をお伝えしたいと思います。

また、新潟の田植えで手に入れてきた「コガネモチ」という
もち米の苗を、この場でもお譲りしています。
大きくなった稲が風にそよぐ姿はいいものですよ。

気になるものがあったら、お気軽にお立ち寄りください。

(よ)

  

もう少し優しい世の中であればいいのに。

 田中優さんという環境活動家がいる。その方の著作や発言を読むことが多い。

 時々、強調し過ぎだと感じることもあるので、信奉しているわけではないけれど、基本的な暮らしぶりに対する方向性には共感しているので、よく読む。

先日、こんなリンク記事を読んだ。

価値が違うからメジャーが必要で、そのためにだけカネを用いている。つまりここで起きているのは、『貨幣を使った非貨幣経済』なのだ
詳細はリンク先をご覧頂くとして、おカネというのは手段であって目的ではない。

グローバリズムというかグローバル経済というか、規模が大き過ぎるから仕方ないのかもしれないけれど、お金を目的にしてしまっていると思う。本末転倒ではないか?

 株主重視とか経済偏重とか言われるけれど、おカネや数字に囚われ過ぎて、”人間らしい”暮らしができなくなって、身体のみならず精神をも病んでくる人があまりに多過ぎる。

 経済や政治は、”病んでいない”人たちが動かしているように思う。
 強者が弱者を虐げているように見える。
 おかしくないか?

 大きなことを言ってしまっている気がするが・・・。

 でも、臨床で出会う人々は、気持ちを病んで、にっちもさっちも行けず苦しんでいる人が多い。
 「もう少しゆっくり過ごせたらいいね」って、何度諭したい気持ちになったことか。
 現状がそうさせてくれてない。そうできるのは、会社が変わってくれるか、会社を辞めるときだけか?社会こそ変わってくれればいいのに、と切に願ってしまう。

 「身体と気持ちは繋がっているから、身体を改善できれば気持ちも改善するよ」って伝えて、少しでもセルフケアできるような社会に変わってくれることを祈っている。


外傷への鍼治療

 知人が交通事故で怪我をしました。

 あわや骨折か!?と思われたそうですが、幸いにも打撲で済んだそう。しかし事故後6日経つがとても痛くて、関節を曲げるのがしんどいそうだ。

 打撲や捻挫、骨折は、その箇所が強く叩打されることで鬱血し、血の巡りが悪くなっている状況です。
 鬱血して流れをせき止めてしまうような、病理的な働きをしてしまっている血のことを「瘀血」とか「悪血」とか表現されますが(東洋医学的には前者ですが、一般感覚的には後者の方が馴染みやすいですね)、これを取り除くのが東洋医学の発想です。

 取り除けば、血の巡りにおいて邪魔者がいなくなるわけですから、流れはスムーズになるはずです。

 痛みは、流れがスムーズにいかなくなることで生じているので(これまた東洋医学的にはそのように考えるのです)、瘀血を排除するとは、流れを良くさせて治癒を早めると同時に、痛みを取ることに繋がるわけです。

 対して整形外科さんなどの現代医学では、往々にして、レントゲンで骨の異常を確認し、固定したり湿布や痛み止めを処方されるのが一般的です。
 決して批判するわけではありませんが、外傷の処置については、上記のように鍼で瘀血を除く治療の方が合理的で積極的だと考えずにはいられません。

 ただ、こうした治療を鍼灸院でできることがあまり知られていないことが残念です・・・(^^;)。



稲を育ててみませんか?

201305コガネモチの苗 田植えに行って、新潟からコガネモチというモチ米品種「コガネモチ」の苗を持って帰ってきました。

 バケツで田んぼを作り、育ててみませんか?

 バケツサイズだと、苗を3〜5本程度植え付け、一株分くらいしか育てられないです。だから、ご飯茶碗1杯分にもなりません。

 僕らがお勧めする育て方は、単に水を欠かさないだけ。肥料や農薬などは使わなくても、頭を垂れる程度には育つので・・・。

 収量や味覚はさておき(^^;)、とにかく収穫までのプロセスを楽しんで頂く為のご案内ですが、徐々に大きくなっていく稲や、鳥がやってきたりする様子(ついばまれるのは嫌ですけど)、身近に水辺を感じることなどは、とても気持ちの良いものです。

 バケツは、10Lバケツの半分くらいまで土を入れ、苗を3〜5本ほど植える。
 管理は簡単、水位を保つこと。
 日当たりの良い場所に置いておく。

 そんな程度。簡単でしょ?

 しばらく、我が家で苗をお分けできます。
 なくなる前に、ぜひ、取りにいらして下さい。

 そうそう、今週末にまめいちを開催しますので、その際に取りに来て頂いても結構です。もちろん、無料です。

自然と付き合うというのは、そういうこと

田植え20130503 田植えに行ってまいりました。

 普段、5月1日〜3日に田植えをしています。3日は、楽しみにしている打ち上げ(笑)。

 しかし今年は1〜2日がとても寒く、普段朝5時から作業しているけれど寒くてできず、思ったように作業が進められず、打ち上げは5日となってしまいました。

 そんなこともあるんですね〜。

 10年以上、妻の実家の田植えを手伝いに行っているけれど、3日に打ち上げができないレベルであったことは今年が初めてです。

 自然と付き合うというのは、そういうこと。仕方ない、と素直に思えます。
人間には、どうしようもないもんね。



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