大暑の次候:土潤溽暑(つちうるおうてむしあつ)の頃。
ジメジメと蒸し暑い日々。
まさにこの文字通りですね。
湿度が高まると、それだけで胃腸に負担がかかり、消化能力が落ちると言われています。
薬膳の分野で、身体に余分な水気を追いだすと言われているのが「山椒」。
うちではこしょうや七味唐辛子の代わりに
炒め物の仕上げやドレッシングの風味付けなど
和洋中、いろいろなお料理に使っています。
シジミ汁の吸い口にもよく合いました。
山椒の刺激は唐辛子と違って、ホットな感覚がそれほど続かず、
お腹の中がほわっと温かくなりつつも、後味はす〜っとさわやか。
冷たいものの摂り過ぎで、お腹が重い…などという時にも
山椒を使った料理を食べると、少し軽くなる気がします。
ドライヤーで髪の毛がカラッと乾くようなイメージとでもいいましょうか。
一度、お試しください。
(よ)