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- 2020.06.01 Monday
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大学時代に大変お世話になった方が、施術を受けに来て下さいました。
鍼灸は初めてで、少し怖いと正直に仰っていました。
痛くなったきっかけを伺うと、どうやら草刈り機を頑張ってやった翌日あたりから腰に違和感が出始め、それが次第に広がり、腰痛と股関節から太腿前面への痺れに変わっていったそうです。
今は、駐車場から職場への移動に4回、途中で休まなければいけない程で、手押し車のようなものを使って職場内で移動しているとのこと。
整形外科医に診てもらったが、レントゲンでは何も異常を見つけられず、湿布薬を処方されただけだったとのこと。それでも痛みは改善せず、強く訴えたら痛み止めの薬が出たが、それでも2〜3時間ほどしか和らがなかったとのことでした。決定的だったのは、以上が見つからなかったと言われたにも関わらず、手術を勧められたそうです。「原因が分からないと言われたのに、どこを手術するってのよ!」と怒り心頭でした(当然ですよね)。
きっと股関節の奥深いところにコリがあり、それが痛みや痺れの原因になっていると推測しました。
施術台に横になって頂き、その部分を圧してみると強い痛みと、太腿への痺れが再現されました。
他の部分であれば、指圧でも効果を出せることがあるのですが、この場合は鍼の方が効果的であることを説明し、ご納得頂けたので鍼施術となりました。
初回の施術で、それまでできなかったのけぞる姿勢もほぼ痛みを感じない程となりました。翌日、少し痛みが戻ってきたので、2日目に再度施術。その4日後に、平日まめいちに合わせて来院され(笑)、最後の施術を行い、終了となりました。
先日、つくば市高齢福祉課の求めに応じて出掛けた「在宅介護家族交流会」での講座風景が、つくばファンクラブFacebookページにて紹介されていました!
治療院名やつくば鍼灸マッサージ師会の紹介はなかったんですけど(市役所は公正を期す必要があるから仕方ない)、このように鍼灸師・マッサージ師が市内で一般市民に対して講座を開き、東洋医学的な養生法を伝える機会を持ったことが伝えられるのは、とても意義深いと思います。
※Facebookページは特定の投稿にリンクできないため、上記のようにスクリーンショットで表しました。
12/15(金)、地域ケアシステム推進事業上半期事業報告会を傍聴しに行きました。
この報告会は、圏域別ケア会議を総括する場のようです。
圏域別ケア会議とは、「高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進めていく、地域包括ケアシステムの実現に向けた手法。(リンク)」なのだそうです。
平たく言えば、地域包括ケアシステムをいかに確立していくか?という仕組み作りを、各地域において具体的に話し合い、政策レベルで汲み上げていく場と考えられます。
資料によれば、圏域別ケア会議での職種別参加状況について、鍼灸師・マッサージ師は皆無です。
理学療法士は26名と、1割近くの参加率となっています。
PT・OTネットワークの代表者がこの推進事業に参加しており、その方の発言として、病院勤務で地域のことが分からないので、知ってもらう機会としてこの圏域別ケア会議に出席を呼び掛けているそう。それが26名の参加に繋がっているのではないかとのこと。
僕はまだ、地域包括ケアシステムが確立している地域の先例を調べていません。したがって、きちんとしたことは言えませんが、上記のような状況では、地域包括ケアシステムは鍼灸マッサージ師の存在は省みられないまま策定されていくことでしょう。
実は僕は、これまで医師会主催の医療福祉事例検討会で存在感を示していければ、鍼灸マッサージ師の地域包括ケアシステムへの参入にはある程度なんとかなるのではないかと考えてきました。
しかし、上記リンク先のデータ(スライド3ページのみの少ないデータなので是非御参照下さい)を見ると、圏域ケア会議にて検討された内容で策定されていく様子です。
事例検討会だけではダメなのかもしれない、と思うようになりました。
そうなると、我々鍼灸師・マッサージ師が健康保険上もある程度有効と捉えられている痛みに対する範疇は、整形外科やPT・OT等の一般的にリハ職と言われる職種に委ねられることになるかもしれません。
来院であれ在宅であれ、整形外科やリハ職では対応できず、我々鍼灸師・マッサージ師だからこそという場面があります。
今のままでは、漂流する患者や家族が出てきかねないのではないか?と思われます。
来年は、少しでも圏域ケア会議にも参加できるようにしたいと思いました。
先週金曜、つくば市高齢福祉課からつくば鍼灸マッサージ師会に要請のあった「在宅介護家族交流事業」への協力として、「自宅でできる疲労回復のツボと養生法」と題して、話をして参りました。
参加人数は多くありませんでしたが、在宅で家族を介護している方(在宅家族介護者)が束の間の安らぎを求めていらしているのがよく分かり、僕としても大変勉強になりました。
患者本人に支援の目が届くのは当然だけど、その介護を行う家族には(疾患等ではなく“単なる疲れ”と捉えられるためか)目が届きずらいものです。行政側でも、そうした家族を注目する部署というのはないとのことです(現在は高齢福祉課)。
注目されるようになるのは、その家族も何らかの“病気”になって支援が必要になる時や、疲弊度合がよっぽど厳しくなった時くらい。
あるいは、外部から入っているケアマネジャーや訪問看護師などがその大変さに気が付いた時でしょうか。
在宅家族介護者はきっと、忍耐強いのでしょうね。周囲に弱音を吐けないのかもしれません。
今回、参加された方々は、介護している家族がデイサービス等に出掛け、手が離れている合間を縫っていらっしゃっていました。
来年は、そうした家族介護者に向けて支援できることを、サロンのような形で実行していきたいと考えています。
訪問施術で出掛ける先のお年寄りの中には、「あまり動いていないのに、疲れているのよね〜」と、体のダルさを訴える方が時々いらっしゃいます。
体の巡りを川に喩えると、川の流れがゆっくりであれば上流からのゴミ(老廃物)が下流まで流されず(=体の外への排出)、途中(=体内)で沈殿してしまうのです。
沈殿した塊が、コリとなって動きの悪さを作り、痛みや辛さの原因となるのですね。
適度に体を動かし、流れを良くした方が、疲れにくい体作りになります。
マンガ繋がりで30年の付き合いになる親友から教えられたまとめサイト。
Twtitter:名刺代わりの漫画10選
「好きなマンガ」でも「人に勧めたい」でもなく、「名刺代わり」というお題目です。
自分でも選んでみたい、と考えるんだけど、なかなか収まらない定まらない。迷います・・・
フツーに自己紹介するよりも、本棚というか脳内というか、人間そのままを見られているような気がして恥ずかしくなります。
「心を亡くす」という構成の漢字が「忙しい」。
同じく、「忘れる」も。
大事なものを忘れ、人を思いやる気持ちを亡くすのが「忙しい」という言葉か。
体に余裕が無くなると、心にも余裕が無くなりがち、・・・という言葉掛けをしばしばしているので、「忙しい」という言葉が口癖にならないように気を付けなくちゃ。
いよいよ年末が目前です。
先々のことで慌てぬように、今、目の前のことをやっていきたいと思います。