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- 2020.06.01 Monday
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あらゆる症状は、必ず原因があります。
その原因は、1つとは限りません。
また、症状の程度を左右させる要素も、複数あることが多いです。
病原菌やウィルスなどの罹患が主因であったとしても、それを発現させた要素は別である可能性があります。
たとえば、インフルエンザウィルスが体内に入っても、必ずしも発病するわけではありません。
発病させない要素があるのです。
睡眠不足、食べ過ぎ呑み過ぎ、ストレス、肉体疲労・・・といったことが、発病させるきっかけになります。
逆に言えば、普段から睡眠時間を充分に取り、腹八分目の飲食、程良いストレス発散、適度な運動などといった生活習慣は、病気を発現させない可能性を高めるのです。
もっとも、そうした生活の仕方それ自体が、なかなかできないのですけどね・・・(^^;)
西部邁さんが亡くなられたとラジオで聞いた。
西部さんのご冥福をお祈り致します。
お名前だけしか存じ上げないので、主義主張は全く知らないのだけど、自分の生き死にを自分で選ばれたと知って、とても興味が湧きます。また、親しくしている友人の恩師でもあったと聞き、さらに感じ入るものがあります。
西部邁さん死去 近著に死生観を綴っていた
「結論から言うと、病院死を選びたくないと強く感じかつ考えている」
自身の生き死について、もっと語り合う場があって良いと思うのです。連れ合いや家族も含め、他人との関わりの中で生死があるし、さらに(ネガティブに捉えられがちだけど、良し悪しは別として)金銭の問題もあるので、主張すれば良いというものではないけれど、"いかに死ぬか?"は"いかに生きるか?"と同義だと思うので、もっと語られなければいけないと思う。
医療との兼ね合いはどうしても出てくるけれど、現実の問題や倫理や技術などの医療者が語らなければいけない内容はともかく、市井の意見がもっと表れないと、医療も変わらないと思います。
それにしても、あくまでもリンク先の表現だけで捉えれば、病院死を選びたくないからと言って入水自死を選ばれたわけだけど、他に選択肢はなかったのだろうか?無闇に自死を選ばれたのではないと想像できるだけに、自分の死をいかなるものにするかという選択肢が少なく見えるのが、残念に思います。多くても、何か困るというか違うというか、そんな気がするのだけど。(まとまりのないオチですみません)
昨日行われたまめいち、体験企画の餅つき風景。レポートは後日に。
冷え取り健康法を伝える中で、湯たんぽの活用をお勧めしています。
そうすると、よく知っている方からは低温火傷の懸念を指摘されることが多くあります。
低温火傷は、普通の火傷よりも症状が重くなることが多いと言われます。
表面的には軽傷に見えたり、痛みなどの感覚が小さく感じられたりするためです。
焼き肉に喩えれば、普通の火傷が強火で炙るものとすれば、"弱火でじっくり"が低温火傷と考えられます。
つまり、“表面は焦げていないけれど、中はしっかり熱が通っている”ような火傷と言えます。
内部の組織が熱で損傷しているため、治癒が遅い傾向があるというのが低温火傷の特徴です。
しかし、温めるというのは体調管理にとって非常に有効です。
低温火傷を防ぎつつ、湯たんぽを活用するにはどうすればいいのでしょうか?
そうした情報は、あまり見かけないように感じます。
「低温火傷 温度 グラフ」で検索したところ、おおむね;
44℃:3〜4時間
46℃:30分〜1時間
50℃:2〜3分
で発症すると記載されていて、以下のようなグラフが出てきます
この図からすれば、43℃以下では4時間以上でも問題ないと考えられます。
電気アンカではなく湯たんぽであれば、4時間も経てば、表面温度は下がります。
低温火傷のポイントは、火傷を起こす皮膚に接している温度が何℃で何時間(分)であるか?だと思います。
湯たんぽは布袋に入れた上、衣服着用して使用することが多いので、湯たんぽ自体の表面温度ではなく、布数枚を経た上で温度を計ってみるのが良いと考えました。
我が家の湯たんぽで計ったところ、湯たんぽ自体の表面温度が44℃でした。
皮膚との間に衣服の布地が3枚あった時、皮膚表面に到達する温度は41℃に下がっていましたが、それでも温かさは十分に感じました。
(それはそうですよね、お風呂だって40℃前後で設定する方が多いと思いますし)
ということで、
・湯たんぽ自体の表面温度を計ってみる
・布3〜4枚を合わせた状態で温度を計ってみる
43℃以下であれば、おおむね問題ないのではないかと考えました。
上記のように考えましたが、皮膚の感受性は個人差もあります。一概に言い難い部分もあるかと思いますので、湯たんぽご使用につきましては、大変恐れ入りますが自己責任にてお願い致します。
年末年始は、妻の実家の新潟に餅搗きも兼ねて帰省しておりました。
毎年、青春18切符を使って鈍行列車に揺られて帰っています。徐々に雪景色に変わっていくのを見ているのが好きなんです。
新幹線で帰るよりも3時間ほど長くかかりますが、読書の時間が増えるだけと考えれば、むしろ好都合です。
さらに費用も安くなるし!(2人往復で新幹線だと約32000円が、青春18切符だと12000円で2万円浮くのです!)
さて、年始早々、最低気温が−5度の朝があり、その日にギックリ"首"症状で急患として来院されました。
右後ろを向くのができないため、車での運転も恐る恐るいらしたようです。
朝起きたら痛くて・・・と仰ることからまず推測したのは、寝ている間に、布団に入り切っていない首元が冷えてしまったのでは?ということ。実際、問診の際に湯たんぽを首に当てていたら、痛みが軽減してきたようです。
冷えて痛みが出たのであれば、そのコリをお灸で温かく刺激し緩めれば良いということになります。
施術後はほぼ楽になったということで、その晩から、ネックウォーマーやハイネックセーター、あるいはマフラー等を首元に巻いてお休み頂くよう指示し、その回だけで終了としました。
朝起きた時から首元に痛みがある方は、お試し下さい。
(え)
年末に作ったミニ門松です。
本日が治療院での仕事始めでした。
先日、入り口前の庭の蝋梅が咲き始めました。
この蝋梅は、家を建て替えるのに際に、庭木を処分するといわれた方から譲ってもらったもの。
大きな木で、自分たちのような素人が移植しても根付くか心配だったのですが、
無事に毎年咲いてくれています。私どもはもちろん、元の持ち主の方も受け継がれたことを喜んでくださっています。
思えば治療や身体に対する知識も、先人から綿々と受け継がれてきた結果、今の私たちも恩恵を得ているわけです。
今、ここに生きている私たちの役割のひとつは、先人からしっかりと受け取り、
丁寧に次にバトンタッチすること。
とても重要な役割なのかもしれない。と蝋梅をみてふと感じました。